気になるチェコの水事情

2021年03月20日

海外旅行に行く時に、気になる1つが「水」事情。訪れる国によっては水道水を飲んではダメ!という場所もありますね。チェコに滞在する場合に、例え短期間であっても、水を飲んだり、シャワーやトイレなどで水を使うことになります。
今回は日本とは違ったチェコの水事情についてご紹介しています。

<チェコの水は飲めるのか?>

蛇口をひねれば出てくる水。日本では水道水は普通に飲めますよね。
さて、チェコはというと、一部では「水道水は飲めない」と言われたりもしますが実際のところは飲めます。チェコに暮らしている私は普通に飲んでいますし、私の周りも普通に水道水を飲んでいます。プラハに暮らす友人たちも普通に水を飲んでいます。ただ、地域によっては飲まない方がいい場所もあるようなので、こればかりは地域の水事情によるかもしれません。
もし短期間の旅行などでチェコに滞在する場合、体調万全で過ごすためには飲まない方が無難でしょう。

<チェコの水と日本の水の違い>

実際には水道水を飲んでいる人がいるのに、なぜ旅行中は飲まない方がいいのか?という理由ですが、それはチェコの水と日本の水に違いがあるから。普段日本で飲んでいる水は「軟水」ですが、チェコの水は「硬水」です。そのため、普段飲み慣れない水を飲んでお腹を壊したりする方がいるそう。
せっかくの旅行中に水道水を飲んでお腹を壊すくらいならば、ペットボトルの水を購入して飲む方が旅行も楽しめますしね!

<軟水、硬水について>

軟水と硬水の違いは「硬度」ですが、カルシウムとマグネシウムの含有量が多いものを硬水と言います。この違いについてはネットで検索したら詳細が分かるので省略させていただきますが、実際、チェコに住んで私がしみじみと「硬水」というものを感じたのは「髪の毛」です。チェコでも普通に髪を洗っていますが、一時帰国の際に日本の美容院に行くと美容師さんに「水質が違うからか、髪の毛に膜がはってる」と言われます。また、シャンプーなどの泡立ちも日本の方が泡立ちがいいです。あと、日本人としてはチェコにいてもやはりお米を食べたいところですが、お米を炊く水が硬水だとパサパサになりおいしく炊けないのが残念なところです。日本の軟水を使った方が、ふっくらと炊き上がります。

<チェコで水を買おう!>

日本とチェコの水の違いを色々と述べましたが、実際にチェコでペットボトルの水を買う場合抑えておきたいポイントがあります。
チェコに旅行中にスーパーで水を買ったけど、「なんだか炭酸水みたいで飲めない」という方に何度か出会ったことがあります。
そうなんです、チェコでは大きく分けて普通の水と炭酸水が売られています。

  • 普通の水はNeperlivá voda(ネペルリヴァー・ヴォダ)
  • 炭酸水はPerlivá voda(ペルリヴァー・ヴォダ)

Voda(ヴォダ)が水を意味し、Perlivá(ペルリヴァー)は炭酸の意味になります。そして普通の水の頭についている「Ne」というのはチェコ語では「いいえ」を意味するのですがこのNeperliváの場合は、無炭酸を意味するわけです。
大きくわけると普通の水と炭酸水に分けられますが、もう1つよく見かけるのがJemně Perlivá という水。これは微炭酸になります。また、チェコにはイチゴ風味だとかレモン風味だとかいろんな水があります。
これらはペットボトルにイラストが描かれているのですぐわかるでしょう。
これさえとりあえずチェックしておけば、スーパーで水を間違えて買うことはなくなりますね!

<どうしても軟水が飲みたい場合は・・・>

チェコの普通の水は硬水です。でも、どうしても軟水がいい!という場合には「赤ちゃん用の水」を探しましょう。赤ちゃんは硬水を飲めない、避けるべきと言われています。そのため、チェコでも赤ちゃん用の水を購入すれば軟水が飲めるというわけです。
赤ちゃん用の水は赤ちゃんの写真がラベルに描かれていたり、ピンクのキャップなのですぐわかると思います。

<チェコで人気の水>

チェコの国産ブランドの水で人気なのは「Mattoni(マットーニ)」。
Karlovy vary(カルロヴィ・ヴァリ)と呼ばれる温泉街がチェコにありますが、そこに沸く水がそのMattoni。1873年創業の老舗でチェコでは由緒あるブランド、ヨーロッパ内でも親しまれている水です。チェコではマット―二社の創設者なる人物の歴史的伝記シリーズがテレビで放送されたこともあるほど。私のチェコの家族もそのシリーズを真剣に見ていましたよ。また、Mattoni社の水以外にも様々なブランドの水が売られています。チェコ人はまとめて何本も購入していく人も多いので、大きなスーパーの水売り場にいくと水が大量に並んでいます。