聖キリル・メトディウス正教大聖堂

2017年06月18日

類人猿作戦を実行したチェコの英雄が今日で亡くなって75年になります。

「プラハの虐殺者」「死刑執行人」「金髪の野獣」「第三帝国でもっとも危険な男」
ハイドリヒの暗殺計画に関わったメンバーが最後を迎えてから、今日で75年になります。
その最後を迎えた場所、類人猿作戦のメンバーが身を潜めていた聖キリル・メトディウス正教大聖堂は、カルロボナームニェスティーにあります。

ハイドリヒが死に、ドイツ軍による報復が続けられました。
「暗殺犯がいる」とされたリディツェ村は、村が消されました。住民は全員(ドイツ化の見込みのある金髪で青い目の少女を除く)、犬を含めて処刑、家から墓地、果樹まですべて完全に破壊、その後ブルドーザーですべて撤去、何も育たないように塩が大量にまかれたと『HHhH』にあります。リディツェ村に関する書籍はいくつも出ていますが、そのうちの一冊は表紙がすでに処刑された方がたの積まれた写真で手にとることが未だにできません。

プラハに行った際に時間があるときは訪ねるようにしています。入場料は各自の意志で決められます。寄付です。ここのポストカードはここでしか購入ができないのでご覧になってもよいかもしれません。

これから訪れる方もいらっしゃると思うので、足を運ぶ時間が取れない方への教会の中の様子は改めて別の記事にします。
昨日の記事もそうなのですが、10日ほど予定が詰まっていまして、記事更新できるときはしたいのですが少し空く日が出てきます。
チェコに旅行でいらした方は楽しい時間をお過ごしください!