チェコのスーパーには驚きがいっぱい?!

2021年12月18日

海外旅行時に現地のスーパーを見て回るのが好き!スーパーは楽しい!と言う人もいますよね。
私もその1人なのですが、現地ならではの品物を見つけるのも楽しいですよね。ただ、初めて訪れる国のスーパーの場合、少し違った部分もあったりして戸惑ってしまうこともあります。チェコのスーパーも日本と少し違ったりする部分もあり、最初の頃には結構驚いたものです。
今回はチェコのスーパーで日本と違って驚いたことや、使い方などをご紹介していきますね!

<カート使用時にはコインを入れる>
まず、スーパーに行った場合、買い物をする場合は入り口にあるカゴを借りたりしますが、大量に購入する予定の場合はカートを利用しますよね。日本だとこれは無料ですよね。チェコではそうもいきません。
チェコのスーパーはカゴは無料で借りれますが、カートを利用する際にはコインが必要です。カートを使用する時には10コルナなどのコインを入れると使用可能になります。(コインを入れなくても無料で借りることが出来るスーパーもありますよ)
コインを入れる場所にコインを押し込むと、チェーンで繋がっている別のカートのロックが外れます。

<バナナは自分で好きな量を>
チェコのスーパーでは野菜や果物が1個単位(ks)で売られている場合と、キロ単位で売られているものがあります。そのため、野菜や果物を購入する時にはどちらで売られているのかの確認をします。値札にksかkgのどちらかが書かれていますよ。
きゅうり、大根、パック入りのミニトマトなどは大体一個単位で売られていますが、キャベツやカボチャ、白菜、パプリカなどはキロ単位がほとんどです。
また、果物もキウイやパイナップルなんかは1個単位だったりしますが、バナナやリンゴなどはキロ単位が多い印象です。
バナナなどはついてる本数が違ったりしますよね。
チェコのスーパーではバナナは量り売りですが、バナナは好きな本数に自分で「ボキっ」と折っていいんです。

例えば1房に7本ついているバナナがあったとして、自分が欲しいのは3本だけ。という場合には、ボキっと折って3本にしていいんです。残りの4本はバナナが売り場に置いておけばいいのです。
自分が欲しい分だけを購入できるという点はいいなと思います。

<重さを量ってシールを貼る>
さて、上で量り売りの話が出ましたが、一個単位のものは量る必要はありません。ただ、キロ単位で売られている場合、どうやって量り売りで購入するか?が心配になりますよね。
チェコのスーパーでは野菜や果物売り場にある量りで自分で量って、出てくるバーコードのシールを自分自身で品物に貼ります。


<量りの使い方>
1.画面上で果物か野菜を選び、量りに品物を置きます。

2.写真が出てくるのでビニール袋に入っているか?などの選択をします
3.品物を選ぶ。バナナの場合は、左上の方にありますね。

4.バナナの写真を押すと、量りの横にある機械からバーコードが出てきます。
5.出てきたバーコードを貼り付けます。

私はバナナは皮をむくし・・・ということでビニールに入れておらずそのままバナナに貼っています。例えばリンゴを5個買う場合などは、リンゴをビニール袋に入れてビニール袋にバーコードを貼ればOKです。
注意点としては、スーパーの規模によっても違いますが大きなスーパーではリンゴを数品種も置いているところがあったりします。そのような場合は、自分が選んだリンゴの品種はどれなのか名前をしっかりチェックしてからリンゴの写真から選ぶようにします。
というのも、私はよく「あれ?このリンゴ、名前なんだったかな?」となってしまうことがあるのです。。。間違えてしまうとリンゴの値段が異なったりすることがあるので、要注意ですよ。
スーパーによってはこの作業を自分で行わないところもあります。私が知るスーパーの場合、BILLA, Kauflandは大体量り売りしバーコードを貼り付ける作業は自分で行っていると思います。
Albertはお店によるのですが、Lidlはレジで量ってくれることがほとんどだと思うので、この作業は不要です。この作業が必要な店の場合は、うっかり忘れてしまうとレジの最中にレジの人に「量ってきて」と言われることもあり、後ろに人がたくさん並んでいる場合は焦ってしまうので、事前に忘れず量っておけるといいですね。

<牛乳が常温>
チェコのスーパーで驚くことは挙げたら色々と出てきますが、牛乳が常温で売られているところもその1つ。最初の頃は軽く衝撃を受けました。「え?大丈夫なの?腐らない?」と結構不安もあり驚きました。

常温で売られている理由は、牛乳が超高温瞬間殺菌という方法で充填されているからなんだそう。紙パックに入れられ無菌状態の為、長期保存も可能になり数か月も保存できるというのです。実際、常温保存の牛乳は賞味期限が数か月!と、とても長いのです。そのため、牛乳が安売りされていると1リットル入りを10パックや20パックでまとめて買っていく人の姿もよく見かけます。
我が家も安売り時にはまとめ買いしていますが、一度開封してしまったら冷蔵庫保管になります。但し、開封前の場合は常温保存できるので冷蔵庫の場所も取らないので助かっています。ちなみに冷蔵庫保管されて販売されている牛乳ももちろんありますが、こちらはやはり賞味期限が短めです。

チェコのスーパーで驚いたことや使い方をご紹介しました。日本とは少しスーパーの事情も異なりますが、量り売りなどは慣れてしまえばラクですし、自分で好きな量を購入できるので無駄も少なくいいなと感じています。
ぜひ試してみてくださいね!